3泊4日、バンドゥンからジョグジャカルタまで旅行してきました。
みなさんはジョグジャカルタをご存知でしょうか。
私はそれを初めて知ったのは、大学受験のために世界史の勉強をしているときセンター試験の練習問題に頻繁に出てきた“ボロブドゥール”って何だ、と思いそれについて調べた時でした。
そして、それが僕がインドネシアに留学するきっかけでした。
ジョグジャカルタとは、ジャワ島中部にある地域のことで伝統的な美術(バティックや人形劇のワヤン、音楽など)で有名です。日本からの観光という視点では、世界遺産であるボロブドゥール寺院やプランバナン寺院に訪れるための宿泊場所になる場所です。
そして暑いです。
また、ジョグジャカルタには政府公認の王家があります。王という昔ながらの文化が残る古風な様子や、歴史的建造物がいくつもあることから、京都に似ていると言えるでしょう(というかジョグジャカルタ州と京都府は姉妹都市です)。
バンドゥン駅から列車で8時間、上から2番目の席でおよそ1400円、ジョグジャカルタ駅に着きました。
観光の様子を写真と一緒にどうぞ。
ボロブドゥール寺院
8世紀ころに建設された、仏教寺院です。精巧です。石が熱を吸収するので、ジョグジャカルタで一番熱いのはここだと思います。
プランバナン寺院群
9世紀ころに建設された、ヒンドゥー教寺院です。ヒンドゥーとはいえ、仏教のエッセンスも入った不思議な空間です。ボロブドゥールが一極集中の点なら、プランバナンは結界を張られた面という感じ。
ボコの丘
涼しいし、景色が良い。はるか昔の廃墟となっている遺跡の隣に寝転んでぼーっとすると心が洗われるようです。
王宮クラトン
1756年に建てられてから現在でも王家が住んでいます。ジョグジャカルタで影響力があるものの、政治には参加しないということです。日本をよく知っている友人は、天皇みたいなもんだと言っていました。
水の王宮タマン・サリ
離宮です。きれいですね、王様はこの水場で何をしていたのでしょうね。
ガジャ・マダ国立大学
インドネシアでトップの大学のひとつです。学内を自転車やバイク移動する人が多い。
マリオボロ通り
ジョグジャ最大の繁華街です。週末にはパフォーマーも。観光客の外国人も多いのですが、現地の若者がたむろする場でもあるようです。
ベチャ
自転車(たまに原動機付)タクシー。運転手のおじさんがペダルをこいでくれます。観光客には値段をふっかけてくること間違いなしですが、涼しいし楽しいです。
ジャカルタやバリ島から日帰りで観光するツアーがあるようですが、ぜひ泊まってゆっくり観光して行ってください。
たまにはゆっくり遺跡を眺めてみると、普段感じないようなことにまで思いがめぐるかもしれません。