インドネシアの大学院へ正規留学をして、1年たって思う4つのこと

バンドゥン工科大学の大学院に正規留学して1年がたちました。留学期間のおよそ半分が終わったことになります。
させてもらったたくさんの経験を踏まえて、4つの思ったことを書きました。
 

  • 人と違う経験が自分自身の価値になる

とてもありがたいことに、日本にいて普通の大学生だった時には会えなかったような”すごい人”に会っていただけたり、たくさんのお仕事の相談をされるようになりました。
海外の大学院というと欧米や中国・シンガポールに正規留学する人は多いのにインドネシアを選ぶ人は今まで全くいないので、自分に対して興味を持ってもらえました。

人と違う経験をすると、普通の生活をしていると手に入らないような情報を手に入れることができます。バンドゥン工科大学やインドネシアの大学生と関わるための第一歩として、日本の人から自分に連絡してもらうことなどがあります。

何かに関して、それをするメリット・デメリットがありますが、人がやらないことをする場合、それ自体が成功するか失敗するかに限らず、大きく価値ある経験にはなるのだという考え方を持てるようになりました。
 

  • 環境変化に適応できているから楽しい

インドネシアには、10日ほどの旅行で訪れた経験しかないまま留学を決めました。バンドゥンに住んで1年経ちましたが、今のところ快適に暮らせています。
適応できているからこそ好奇心を失わずに積極的に新しい人に会ったり新しいところに行くことができ、より深くインドネシアのことを知ることができています。

逆に環境の変化に適応することが苦手な人だと、インドネシアなど海外に住んでも、それだけの余裕を持って能動的に情報を集めることが難しいかもしてません。
 

  • いろいろなことに挑戦できる自由な環境

インドネシア人はみな、人の目を気にしません。逆に言うと、人が何をしているのかなんて気にしません。
またインドネシア人は今を楽しむことが上手です。発展中なために、将来的に国がどのようになるのか想像することも難しいので、不必要に保守的になることがありません。
特にバンドゥン工科大学の学生は、人に使われたくなく独立して働きたいという意識が強いので、学生のうちから小さなビジネスを積極的に始める人が多いです。

自由に、やりたいことをやっている人を間近で日々見ています。日本にいた時の僕は(そしてたぶん多くの日本人も)そんな考え方をしたことすらなく、なんとなくレールを外れずにと生きていたことに気づきました。僕の仕事に対する考え方が大きく変わっていっています。
 

  • インドネシア人は日本が大好き、だからチャンスが多い

インドネシア人は老若男女問わず驚くほど日本が好きです。
日本語学科のある大学や、日本語学校がたくさんあり、大規模な日本祭りは何度も行われます(時期によっては週末ごとに別の日本イベントが!)。

大学外でもインドネシア人に、バンドゥン工科大学大学院に正規留学してる日本人だと言うと、とりあえず会って話をさせてくれたり、普通の大学院生には話さないようなことを教えてくれたりもします。

他の東南アジアの国に住んでいる人に聞いても、インドネシアが突出して日本に好意的なようです。

人口の多さもあり、現地に来る前に考えていたよりも日本企業がインドネシアでできることは大きいと確信しました。それ以外にもインドネシアの市場を狙う日本企業はすごく多いので、僕がインドネシアの大学院を卒業したらできる仕事はいくらでもありそうです。
 
まとめ
インドネシアへの正規留学はおすすめです。

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