ヨーロッパ1ヵ国目フランス(2011) ~パリで聞いた原発が爆発したというニュース~

初めに。フランスのことそんなに書いてません!

3月11日大震災が起きた時、仮眠から目を覚ましました。
交通事情も分からなかったので予定より早めに12日午前3時ごろタクシーに乗って出発しました。ゆっくりな小田急線からどこかで乗り換え成田空港直前の印旛日本医大駅に着いた頃にはもう朝8時くらいだったと思います。そこから成田駅につながる鉄道は使えないということで、知らない若い旅人3人と(彼らはタイに行くと言っていたような気がします)タクシーで成田空港に辿り着きました。
4人旅行の予定でしたが、1人はそういった交通状況のために飛行機の出発時刻に間に合わないということで、あきらめてタクシーを引き返し家に戻りました。

結局飛行機の出発も8時間ほど遅れましたが、経由地のフランクフルト(ドイツ)に着いた時には夜10時で、乗り継ぎの便はもう飛んでしまっていました。僕たちが使ったのはルフトハンザ航空でした。ここで余計に1泊しなければならなくなったところ、さすがルフトハンザ(?)翌朝の予定変更した出発のために空港直結のシェラトンだかヒルトンホテルだかに無料で泊めさせてくれました。その夜のホテルでのビュッフェで飲んだ味のしない炭酸水は、自分がヨーロッパに来たことを強く認識させてくれました。

さて、よく朝、フランクフルト空港から小さめの飛行機でパリ=シャルル・ド・ゴール空港に着きました。
空港で友人が展示された超音速旅客機「コンコルド」の写真を必死に撮ってたのを横目に見ながら、何がいいんだろうと思ってたその2年後に「高速空気力学」の授業で超音速機について勉強したり、ルフトハンザ航空のよくわからない大きな機体にテンションが上がってた別の友達ではなく自分が航空工学を勉強しているのですからおもしろいですね。

フランスには5日くらい滞在しました。1日は日帰りでモン・サン・ミッシェルに行き、他の日では主に、ヴェルサイユ宮殿、エッフェル塔、凱旋門、ノートルダム大聖堂、ルーブル美術館、オルセー美術館、シャンゼリゼ通り、コンコルド広場、オペラ座(オペラ・ガルニエ)、セーヌ川などに行きました。まあそれらの多くはパリ市内でお互いにすぐそばにあるのですが。もう感想もよく覚えていないので写真を載せるくらいにしておきますが、フランスで食べたパンはおいしかったです。

エッフェル塔
エッフェル塔
凱旋門
凱旋門
凱旋門から見たエッフェル塔
凱旋門から見たエッフェル塔
エッフェル塔から見た街
エッフェル塔から見た街

気づいたこと。
滞在何日か目に原発が爆発したというニュースを見た。WORLD NHKだったと思いますが、フランスの現地のニュース番組でも絶えず日本の状況を報じていた。最も日本国民が過敏であると同時に多くの国民は直近の死の不安がなく生活できていた時に僕たちは海外にたが、その普通な生活がニュースから淡々と流れてくる情報の中にはほとんどなかったため、想像もできないほどの死者数やあっちの原発が爆発したこっちの原発が爆発した工場が火事になったと、日本はもうだめだと本当に思った。

モンサンミシェルでは修道院の人に、君たちはJapaneseかと聞かれたのでYesと答えたら”We pray for you”と言われた。モンサンミシェルはフランスの江の島でした。

モンサンミッシェル
モンサンミッシェル

日曜日のシャンゼリゼ大りはごみまみれ。清掃の人も日曜日は休みだから。

特にエッフェル塔の足元でお金がなさそうな人のの路上物売りが多かった、パリのメトロの改札は低く監視がいなければジャンプして飛び越えられるつくりになっているのだが、きれいな格好をしていない人で無賃乗車をする人が多くいた。日本とは社会の作りが全く違うのだなと。

パリだって中心部以外は現代の合理的なビルが建ってるし、田舎は田舎。

おじいちゃんも昔、おばあちゃんとルフトハンザ航空でパリに行った話を繰り返しされた。

友達の1人は、旅行に行く前にその国に関する本を読んで歴史や文化を学んでから行くと言っていて、力入れて旅行しているなとあと思ったけど、今考えると旅行を噛みしめて楽しむために良い方法だ。

3人で行ったけど1人でも海外旅行できそうだなと感じた。その6か月後、インドネシアに1人旅(スラバヤ、ジョグジャカルタ、バリと)。

帰りの飛行機、成田空港は液状化で使えないからと名古屋セントレア空港着。さすがルフトハンザ航空、名古屋から地元駅までの新幹線代、電車代くれた。

ルーブル美術館の中にアップルのマークが
ルーブル美術館の中にアップルのマークが
こんなレストランとか
こんなレストランとか
こんな料理とか
こんな料理とか

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