International Day@ITB 海外で日本文化の紹介をした

バンドゥン工科大学(ITB)の国際交流のイベントで、100人近いインドネシア人学生に対して日本についてプレゼンをしました。
この企画の第一回だということもあって特に何を話せばいいのかもよくわからなかったので、自己紹介から自分の出身地の話、大学生活、そしていくつかの文化や物価の話をしました。

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プレゼンの時間を30分ももらったので、日本の何を紹介すればそんなに長い時間が持つのかと少し悩みました。
しかし、実際にスライドを作っていくと、あれも話したいこれも話したいと日本についての話題が全く尽きないのですね。新しい文化、伝統的な文化、料理などなど。
日本に長い一貫した歴史があることと、日本が早い段階で先進国になったおかげでその文化の内容がどうであれカッコイイものとして受け入れられやすいからでしょう。
自分が紹介する前から、外国人にも少しの前提条件があるおかげで、つまらない説明から入らなくてもいいのは説明する側としてはとてもやりやすかったです。

例えば、日本でトップの自動車会社である“トヨタ”はすでに外国でもすごい会社だと知られていますが、ほとんどの国のトップの自動車会社は名前を言っても認識してもらえず、基礎的な説明に時間を取られることになります。
また、相撲の写真を見せるだけで、“SUMO!”と言ってもらえます。相撲を見たことも聞いたこともない人に説明するとなると、なぜ裸の大男がぎゅうぎゅう押し合いをしているのか、そのスポーツに歴史的な意味はどれだけあるのかというところから始まらなければ、「いいね!見てみたい!」と思ってもらうことは難しいです。(そして、何も知らない人を説得することは難しい)

そういうわけで、相撲やら歌舞伎やら茶道やらを、飽きないくらいの最低限の説明と興味を引きそうな豆知識で、効率的にたくさんのことを紹介することができました。
日本人の自分が言うのもなんですが、こんなに面白い文化がたくさんある国、旅行したくないわけがないですよ。実際に紹介する機会をいただいて、心からそう思いました。

ただ、日本の良さを具体的に話すほど、インドネシアはここがダメだって言ってるように聞こえるんじゃないかってバランス感覚が難しいですね。

僕は何もしてませんが、偉大な日本さんありがとうございます。

日本相撲協会英語ページより
日本相撲協会英語ページより

ちなみに反応が良かったのは、高いメロンは2万円するということ(質=値段に幅がある)、歌舞伎、茶道(女子受け良し)、慶應三田キャンパスの見た目の良さ、ニコニコ超会議での相撲のリアルタイムCG合成、温泉につかる猿などでした。
海外で日本の紹介をすることがあれば参考に。

ITBグッズもらった
ITBグッズもらった

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