インドネシア料理というと何が思い浮かぶでしょうか。
インドネシア人学生に、「インドネシアでは値段が安い料理ほどおいしい」と言われたことがあります。
多くの人が外食をするので、街中には食事ができる場所がたくさんあります。
(バンドゥンでは)その多くは庶民向けの食堂や屋台で、まれに値段の張るきれいなレストランがあります。
「値段の安い料理の方がおいしい」は本当かと言えばそうではないことも多いでしょうが、確かに、どの屋台の100円やそこらの料理でもまあおいしいのに比べて、オシャレで従業員がたくさんいるようなレストランの何百円する料理だからといってその分おいしいということも少ない気がします。
もちろん雰囲気込みでお金を払っているのであるのは分かりますが、それにしても、これは失敗だったなあということがしばしばあります。
多くの人が食べる伝統的な料理は最低限のコストで高いパフォーマンスを出せるでしょうし、おいしい料理を目当てに良いレストランに行く人がまだ少ないなら割高になるのは当然です。
果物(イチゴ、マンゴー、パイナップル、リンゴ、アボカド、レモン、トマト、みかん、ドリアン、バナナ、メロンなど)を使ったジュースも50円ほどで買うことができ、とても美味しいです。
インドネシアではお手頃な食事の選択肢は
1.ナシゴレン(焼き飯)
2.焼いた肉
3.揚げた肉
くらいしかありません。
すみません、それは言いすぎですが、それくらい系統が似たような料理が多いのです。
毎日似たような料理を食べていると、日本にはいろいろな文化圏のバリエーション豊富な料理があることに気づかされ、日本に住んでいる人がうらやましくなります。