Perfumeオフ会 in Bandung

日本のテクノポップグループPerfumeのオフ会をバンドゥンで主催しました。

去年Perfumeのシンガポール公演に行った時から、インドネシアにもファンがたくさんいることは知っていました。
これまでにもFacebookのインドネシア人向けのPerufmeファンのためのローカルページ経由で、バンドゥンやジャカルタ在住のファンの人と個人的に会ったり、メッセージをやり取りしたことも何度もありました。

そして、(第二回)オフ会を開くところまで辿り着きました。実は、昨年12月にも同様の会を開いていましたが、忙しかったのでそのことについてはブログとしては書いていません。
今回は、バンドゥンでの開催でしたが11人の人が来てくてれ、ジョグジャカルタから来てくれた人もいました。

僕にはオフ会内でどのような企画をしたらインドネシア人のみなさんが喜んでくれるのかは分かりません。なので、事前にほかのインドネシア人の友達と相談し、まずは日本でのPerfumeのオフ会でよく行われることを、紹介のつもりで行いました。

その中心となる意図は、「クリエーターごころをくすぐりたい」です。
こんなことを言うのもおかしいですが、Perfumeは、彼女らが実際にその現場にいなくてもファンだけで大いに楽しめる珍しいアーティストであることが理由としてあります。

前回は自分の友達の大学生DJに来てもらいPerfumeの曲を好きに流してもらいましたが、クラブ文化もない国ですし、親和性は低いようでした。
参加人数がもう少し多くなった時にはもう一度DJを考えてみようと思います。

前回、今回とで、日本人の絵描きさんのイラストをステッカーにし、お土産として配りました。
日本にはイラストを描くことが好きなファンも多いのですが、ファンの絶対数が少ないとはいえ、Facebookのページを見てもインドネシア人はそれが好きだからといって絵を描くということは普通はしないのかなと思いました。しかし、前回と今回でいくつかのサンプルを見せることで、イラストを描くことも見ることもこんなに楽しんだと伝えたかったのです。

また、ライブやバラエティ番組に出演するPerfumeの動画を大きなスクリーンを使って皆で見ました。
来てくれた人の中には、全般的に日本のことが好きで日本語が分かる人も少しいましたが、大半は日本語が分からない人です。言葉が分からないからと、ライブ映像以外を敬遠していた人に、トークやナチュラルな動きのある映像を見てもらって、新しい面を知ってもらいたかったためです。

自己紹介や、歓談し映像を見ながらの食事はいつも行っています。

これまでにできなかったことは、カバーダンスグループに曲に合わせて踊ってもらう、コスプレの衣装を作って着てもらう、適当な店を貸し切ってクラブのように踊る、などでしょうか。
以前ジャカルタでのオフ会では上記のことも実際に行われたようです。

バンドゥンのメインの大きな通りは毎週日曜日に歩行者天国となり、いくつもの屋台出たりミュージシャンが演奏したりと、多くの市民が楽しげに遊びに来ます。
その場所でK-popファンのグループが、彼らのお気に入りの音楽を大きなスピーカーを使って流し、彼らの活動の宣伝を行っているそうなので、我々も同様のことができないかと考えています。

来てくれた人以外にも、バンドゥン工科大学(ITB)の学科の後輩でもありPerfumeのカバーダンスグループのメンバーでもある人や、また別のカバーダンスグループで活動するプロのバリ舞踊ダンサー、ITBの芸術学部でビジュアルアートの勉強のためPerfumeを題材にしたかっこいい映像を作った人などともPerfumeを通じて友達になることができています。すべてはPerfumeのおかげです。ありがとうございます。

『日本のかっこいい音楽を世界に届けたい』とは口癖のようにPerfumeのメンバーから発せられる言葉ですが、それに完全に同意し、Perfumeという日本のかっこいい音楽をインドネシアにたくさん届けられるように頑張って行きたいです。
あー楽しいっ!